仕事術というより身だしなみ?なぜかやらない人が多い
仕事には複雑な部分がある。
でも、よく考えてみると、自らが複雑にしている場合も多い。
考えすぎたが、実際にやってみたら拍子ぬけするほど簡単だった。
こんな経験、あなたにもあると思う。
今回は、やるだけであすから明らかに仕事の効率があがるお話をしたいと思う。
仕事術とは、なにもスキルだけではない
仕事術とかスキルというと、ついつい、ビジネス書にかかれている難しい内容や、
MBAで学ぶ内容を考えがちだ。しかし、必ずしもそうではない。
難解なことを知っている=仕事が正しい、わけではない。
仕事を円滑に進めるリズムをみだす、身近な存在はなにか?
仕事の邪魔をしてしまうのは、ズバリ、自分自身であることがある。
例えば、忙しさにかまけて旅費清算を3か月ため込んだとしよう。
この場合、出張の多い人なら、清算処理には半日はかかる。
また、「このタクシーの領収書はどこからどこまで乗ったんだっけ」といった、
放置したからこその、“何に使ったか分からないレシート病”を解消するには、
スケジュール帳をみたり、ノートを見返したりと色々な処方箋が必要となる。
ただ、ここまでやっても解決しないことだってあるのだ。
さんざん時間をつかったあげく、説明ができないから、このレシートは自腹だ、
となる場合もある。
ルーティーンとして決めたことを確実に実行するのも仕事術
例えば、出張などをふくめて外出の多い営業職は、1回/月の旅費清算書提出
としよう。ただ、1か月まって精算すれば、忘れている旅費もある。
だから、一週間の終わりにはかならず清算書に記載してデータをセーブする、
と決めて実行すればいい。
もちろん、1週間ごとに経理に提出してもいい。
『なにがあったか忘れない範囲』で清算をすれば、そもそも、
“何につかったか分からないレシート病”などにはかからない。
よって、最小の時間で旅費清算もできる。
たかが旅費精算、されど旅費精算
旅費精算の問題は、なにも外出の多い職種だけに限らない。
総務部は比較的、会社から出かけない。
あまり出かけないから、「まあ、まとめて精算すればいいだろう」と考える人が
実際にいる。
そしてある日思うのだ。「あ、そういえば、あの時の清算してないや」と。
ずいぶん時間もたち、記憶もあいまい。
この清算にも無駄な時間がかかることとなる。
誰でもわかっているとは言うけれど
言われれば当たり前のこと。しかし、確実に決めて実行している人よりも、
実行しない人のほうが多いのが現実なのだ。
正確におこなっている人の方がおおければ、「何につかったっけなあ」
という言葉を、色々な人から聞くことはないのだから。
いっけん些細なことも、確実に実行すると必ず結果となり跳ね返ってくる。