西谷信広公式ブログ

考えることは大切だけど、〇〇はもっと重要だ

  • 2018.12.20
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考えて仕事をする。プロセスを考える。
社内外の顧客要求を考える。
効率的な手法を考える。

考えることはたくさんあります。
考えだしたらきりがないほどに。

考えることは大切で、まったく否定する
気はありません。
『思考停止』と言われるほど、わけの
わからない理屈がまかり通る昨今の社会
状況からも、思考力は極めて大切だと
思います。

しかし、じゃあ、考え続ければなんでも
いいのかといえば、そうではありません!!

なぜでしょうか?

今回は、思考を巡らせる前に大切なことです。

そもそも“モティベーション”って必要?

「やる気が出ないから仕事に集中できない」という
考えは、よく会話にでてくるものです。

「なぜ、この仕事をしているんだろう」
「この仕事は向ているのかなあ」
「仕事に向いていないダメ人間なのかなあ、俺は」
こうして、中には仕事をやめてしまう人もいます。

しかし、モティベーションは関係ない
と言われれたら、あなたはどう思いますか?

「やる気を持たないで仕事なんてできないよ」
と思いますか?

でも、そんなことはありません。最初からやる気満々...
実はこのほうが難しくないですか?
だって、どんなものか、どんな仕事か?
何もわかっていないことにやる気をどうやって
持つのです?

仕事をしっかりやるうえで、最初に必要なものは
モティベーションではありません。

では、何が必要なのでしょう?

モティベーションではなく〇〇があればいい!!

何があればいいかというと行動です。
新たな一歩を踏み出すこと。
そう、やるんです。とにかく手をつける。

行動してみないと、いいかわるいか、面白か、
つまらないか、何もわからないのです。
だから、まず行動するのです。

頭で考えてつまらなさそう。これは思っているだけ
経験してみないとわからない。
なんでもそうですよね。

「これはやりたくないなあ。面倒くさそうー」
と言ってもこれは単なる想定です。経験していない。

ところがやってみたら、「これ、けっこういいな」とか
「面白いな」あるいは、「色々大変だけど学び多いな」
と思う経験をされた人、いらっしゃると思います。

モティベーションが持てないからできないのではなく、
行動し始めないからモティベーションが生まれない。

だから、始めてみることが大切です。それがやる気に
繋がるのです。色々理屈をつけて行動しないのは、
逃げです。逃げずにやってみる。

ただ、1回やってみて投げちゃったり、止めたら、
学びとか、成功とか、やってみたら面白いとかを
味わうことはできません。

継続して行動した先に見えてくるのが、前述したような
思いです。

やる気がなくてもやる方法とは?

「そんなこと言われても、やる気でないと難しいよ」
そんな言葉が聞こえてきそうです。

それでもやる方法は何か?

それは、とにかく“手を付ける”という方法です。
先にも述べたことです。

「なんだ、そんかことか?」と思う人もいるでしょう。
しかし、このシンプルな考えは必要です。
なぜなら、すぐにやる人はやらない人よりも一歩
前にすぐに出るので、成功を引き寄せる確率も
高まるからです。

とにかく手を付けるために、重い体を1、2の3で
動かし始める。ここを避けてしまったら、もう何も
始まりませんから、当然、終わりません。

特殊な方法とか、カンタンになんでもできるとか、
そういう情報が氾濫しています。
〇〇分でできるとかですね。

実際は、そんな方法で誰でもができるようには
なりません!!また、即効性ばかりを謳う手法は
一生ものの力にはなりません。ある局面、
ある事態にはいいでしょうけど。

DNAに刻み込まれるものが一生もののスキル。
これはその場しのぎの方法とは違うのです。

やる気ゼロでも行動してみるのです。
事務職の人は、PCにむかってはじめるのです。
営業職の人は、とにかく顧客に会うのです。
そりゃ、最初は嫌ですよね。でもね、始めると
色々と変化が起きるんです。

とても大事です!!

考えて悩んでないでやってみる

事務職(バックオフィス)

たとえば、書類作成。面倒な書類ならなおさら、
まあ、やる気満々で前向きになんてことは、
普通は考え辛いですよね。

わたしも企業勤務時代は部下から月報を
期日に集め、それをまとめて提出するのが
たいへん気の重い作業でした。

部下の月報には、数字、表記、文章など
多岐にわたる間違いがあります。

しっかりダブルチェックをしている人は
間違いも少ないのですが、やらない
人もいたりして。

仕事のコツを色々見せて、伝えて、
やらせても、やらない人は一定数、
どうしてもいますからね。

というわけで、全部見直しをかけます。
けっこうな時間が掛かるのです。

しかし一方で、部下が仕事をしっかり前進
させている事実はと社内に知らしめることで、
自由に彼らが活動できるスペースを確保する。
これも大事な仕事と感じるようになり、
腹くくってやり切っていました。

面倒なものは面倒。

しかし、まず最初の5分やってみるのです。
5分続いたら10分。するとある種のテンポで
仕事を進めているあなたに気づきます。

あなたは集中した状態に入っていきます。
すると、さっきまで思っていたことなど
忘れています。

どうしよう、面倒だと思っていたのに、
それよりも別のことを思い始めるのです。

こうして行動してみると、色々とわかります。

1.仕事の全体像が分かる

2.注意すべき点に気づきだす

3.必要な数字や、何を記述すべき見えてくる

こうして、仕事の速度が上がります。
面倒と思った文書ですが、やるからには
効率よく進めようとか色々思いが溢れてきます。

やりはじめて気づいたことに基づき再考し、
修正して進める場面も出てくるでしょう。
行動が思考を促し、修正するというサイクルです。

「なぜ、ここでの記述はこの内容でいいのか?」
「なぜ」と問いかけながら深堀していくことも
大切です。

では営業職ならどうでしょう?

営業職

新たな担当先を渡されたらどうでしょう。
過去にトラブルもあった客先だったら?
社内では“難しいお客さん”とか言われていたら...

「そんな顧客こそ担当したい!!」とは、
なかなかならないですよね。
できれば別のお客さんがいいなと思うのは
普通のこと。

でも、ここで考えこんだらなにも始まらないです。
ここでもまず、行動です!!

まず顧客会いに行く。すると色々わかることが
あります。

  1. 会ってみると別に普通だったり、仕事熱心
    だったり。多少癖はあっても気にならない
    レベルだったり
  2. こちらにも非があっての関係だと知る
  3. フレッシュスタートになる、と相手が喜んだ

もちろん、もっと別のケースもあります。
ここに挙げたのは例です。ただお伝えしたいのは
気をもむよりもまず行動してみると、
想定以上にたくさんの情報が得られる
と、いうことです。

「なんだ、心配し過ぎて損した」
というのは実際にあることですよね。
あなたも経験あると思います。

こうして顧客と会ってみることで、次の
展開を読みやすくなります。
「お客さんはなんであんなことを言ったのかな?」
「なぜ、会話の中であのような反応だったんだ?」

自らに「なぜだろう」を繰り返し問いかけ、深堀する。
相手の立場になって考える。
これを続けることで、次に何をすべきかがわかります。
行動した結果を次回に向けて修正するわけです。

お客さんが言っていたのはこの意味だろう。ならば、
一度、提案してみたらいいのではないか?
じゃあ、そのための資料をまとめてみようか...

こうして、あなたは相手の立場に立った
仕事を自然と進めるようになるのです。

すると、相手も人間。
21世紀だろうが、AI時代の幕開けだろうが、
以心伝心は今も、これからもあるのです。
「こちらの為に何ができるかを考えている人だ」
という認識を持つようになります。

はなしやるくなるし、そこから信頼関係が
徐々に高まっていくようになります。

行動して問いかけて修正したその先に何が?

あまりいい関係ではなかったものが、
いい方向に動ているのは上司も気づきます。

結果、あなたはよくやる人間だなと評価も
得やすくなります。

あなたの存在も重視されるようになり、
結果が出始めると当然、給料などにも
一定の考慮が入るようになります。

あなたの給料もこうして上がるわけです。

給料が上がらない時代といいます。
しかし、忘れてはいけないのは、
給料UPしている人は存在すること。

世の中の人全員の給料が上がっていない
わけではないのです。

クライアントには新たな方向性を、
そして、自分にはいい給料UPの呼び水
になるのが、行動をベースとした仕事術。

人のために働き、それがお金として
勤務先に、そしてあなたに流れ込むのは
大変いいことです。
まさに、感謝されて感謝して、ですよね。

これは大変いい循環であり、あなたは
今後も継続したいと強く思うようになります。

だから、さらに行動し、「なぜ」と問いかけ、
そしてさらに進むことができるように
なるわけで、これをモティベーションと
呼んでもいいでしょう。

行動は考え続けるよりも大切。
どんなに深く深く考えて、想定してみても、
その通りにはならないものです。

想定を持つことは悪いことではありません。
しかし、それに引っ張られ、先入観を
持ちがちなのが、我々、人間です。

「これはこういうことかなあ」などと
想定問答を繰り返すくらいなら、さっさと
相手と対峙して、疑問点をクリアーにする。
このほうがよっぽど建設的です。

“やらない”は“知らない”に通じる

「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

これはサントリーの創業者、鳥井信治郎氏
言葉です。賢明なあなたはご存知かもしれません。

人生やらないとわからないことのほうが
はるかに多いのですね。

やってみて、感じてみて、考えてみて、修正して、
次につなげる。この繰り返しが一定のリズム、
そしてサイクルを生む。だから集中力が高まり、
感覚も研ぎ澄まされていく。

まずは1歩踏み出す。これが仕事にも人生にも
大切なことなのです。

誰か行動で悩んでいるなら、その人にぜひ、
このブログを読ませてあげてください。

最近は個人コンサルはあまりしていない
のですが、受けられる限り、受けさせて
いただきます。

儲け主義ではないですが、こちらも
時間を使いますので、少なくとも
20,000円/回はいただいております。

でも、人生設計にかかわる大切なことが
クリアーになっていき、結果、年収UP
にも効果が出てきます。

やり方が変わる、あるいは修正できる。
わたしの費用どころではないレベルで
あなたの年収にプラスになっていきます。

あなたの話をじっくり聞いたうえで、
今後のことを含め、金額以上だと
思われることをアドバイスします。

「そこまで言ったらだめですよー。
そりゃ別料金でしょ」と言われることも
しばしば。

でも、いいんです。やっぱりちゃんと
前に進む人の数を増やすことが大事なんで。

ホームページの問い合わせから連絡を
頂ければ返信します。おかしな押し売りは
しませんので。そこまで暇でもない
ですしね。

ぜひ、悩む人がいればこのブログを見せて
あげてくださいね。何か一助になれば。
それが一番大事だし、人の未来が大事です。

また、「いいね」をいただけると大変
はげみになります。
よろしかったらポチッとしてください。

ありがとうございます。

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