行動変革プロデューサーの西谷です。
10月1日(月)、19:30からの生放送
『みんなのラジオ』まであと少しです!!
毎月第1月曜の同時間の番組に出ます。
わたしの出演は6分くらいですが、
即効性のあるビジネスのお悩み解決を
テーマにお送りします。
ストーカーのように付きまとう感情
学生から社会人になり、仕事をして。
忙しい中で年月が経っていく。
色々と学びもあります。だから、
働くのはいいことです。
しかし、いつの時代も、どんなに
仕事に慣れても、変わらず時折
襲い掛かるものがあります。
振り払おうと思っても、その行動が
忘れたいからのものだから、かえって
意識してしまい、やっぱり忘れられず。
そして、ついつい悶々としてします。
そう、これこそ悩みを抱えた状態です。
今回はこの悩みにまつわることを
書いてみようと思います。
悩まない人はいない?
唐突ですが悩まない人っているのかな?
そんなことを、あなたも思ったのでは?
私事で恐縮ですが、わたしもそれなりに
悩む時があります。
ただ、悩みを抱えた状態が長期か
短期か?ここは大切なポイントだと。
そう思うわけです。
大なり小なり、誰でも悩むときはあり。
「なんでそんなことが悩みなの...」
人から見たらそんなことも、当人に
とっては大問題だったり。
これはよくあることですね。
なぜ、わたしたちは悩むのだろうか?
我々が悩む理由には、それこそ色々な
ものがあります。
これはあくまでも例ですが、
(1) 仕事がうまく進められない
(2) 周囲の期待に応えられない
(3) やっているのに認められない
(4) 人と比較してします(うらやむ?)
などなど。
多くの人が感じている、あるいは
感じたことのある感情ばかりだと
思います。
あなたにも当てはまるものが
あるのではないでしょうか。
仕事がうまくいかないとの思いは、
期待にも応えていないなあ、と
重なった思い。
あるいは、がんばっているのに、
認めてもらえないな、と思ったり。
そんなとき、「あいつより俺のほうが」
と思ってしまったり...
仕事がうまく進められないのは、
思い込みの場合もありますし、
実際に、なかなか“こなせない”
場合もあるでしょう。
思い込んでいる人は、実は上の(4)
人と比較しているケースが多いと、
経験から感じています。
あるクライアント先の営業課長に
40台のAさんがいます。
彼はいつも数字をあげるには
どうするべきかを考え、準備を
怠らない人です。
わたしの中ではわりと評価高めの人。
そんなA課長と話していたら、
ちょっと間が空いたんです。
すると、
「わたしは仕事がうまく進めらない。
周囲の期待にも応えてない。足を
引っ張っている」というわけです。
わたしの意見はさておき、ご本人が
思っていることです。
そこで、上司の方にも確認したり。
すると、やっぱりの結果でした。
A課長は期待をさてているし、
今後の成長がカギだと、思われて
いました。
端で見ていても、明らかに
認められている人なんですね、
この課長さんは。
じゃあ、どうして彼だけが
足を引っ張っている、なんて
思っていたのでしょう?
それは、
自分はもっとできる。
まだまだいける。
これでは足りない。
という感情でした。
能力のある人ほど、このようになる
傾向があると、経験上感じています。
また、本当に能力のある人ほど、
自らの能力を高く評価しません。
よく言えば謙虚です。
だから、もっと努力しようと、
考えてしまうのですね。
巨額を無駄にしてしまった男
突然の告白ですが、わたしは仕事で
かなり大きいロスを出したことが
あります。
部下に仕事を任せたのですが、
任せ過ぎ、でしたね。
結局、ロスした金額は
2億5,000万円!!
上場する前の専門商社時代のこと。
増収増益で20年やってきた会社です。
それを増収減益にしてしまいました。
初の減益に...
首になりそうなところまでいき。
この辺りの社内のドタバタは
その部下は知りませんが...
ただ、創業社長に助けられました。
高い授業料だが、これからも
頑張ってくれ、と。
大変うれしかった瞬間です。
生まれて初めて神社にお払いに
いったことをはっきり覚えています。
これだけ大きな穴をあけると
さすがに悩みます。
でも、悩んでも何も変わらない。
このことに気づきました。
これがきっかけで、考え方を
変えました。
では、どう変えたのでしょうか?
すべては〇〇〇〇と考えればいい!!
巨額の穴をあけて反省してみました。
- 人に任せ過ぎてはいけない
- 最後は自分の責任になることを忘れない
- トラブルは当然、顧客にも迷惑
- 顧客からの信頼を失いかねない
- などなど...
色々と考えた(悩んだ)あげく強く意識したこと。
それは、
大きな失敗は、色々なことを教えてくれる
先生である。
ということです。失敗は先生なんです。
色々なことを教えてくれる偉大な先生です。
このように、考え方を変えました。
これも行動変革の1つですね。
順風満帆にいっているうちは気づけない。
色々なことに気付けるチャンスは失敗には
大量に詰まっているのですね。
それ以来、失敗は楽しい!!と考えています。
最初はさすがにそんなうまくはいきません。
だから悩みそうになると、
「いやいや、失敗はたのしい。学びの場だ」
と意識して修正するようにしていました。
トラブルとかもそうですね。
下手をすると顧客から費用請求されそうな
シリアスなトラブルであっても、
「これを解決すると一回り成長する」
と考えて対処します。
実際、トラブルの対処が終わってみると
「十分対処できるし、やれる」という
自信がついているので、別のトラブルが
起きても、大丈夫、新たな学びの場だ
というように考えるようになりました。
いまでは、悩みで縛られることが
なくなりました。考えはしますが、
考えすぎることはありません。
なぜなら、とにかくこの問題から、
失敗から、たのしく学ぼう、と
思えるようになっているからです。
行動を変えると考えが変わる
行動を変えてみる。
すると、思考の角度が変わる。
だから、違うものが見えてきます。
あなたも、失敗は楽しいと、
最強の学びの場である、と、
意識してみませんか?
時間とともに、今までとは
物事も見方も含めて変化している
自分に気づくと思います。
何か感じていただけたら、ぜひ、
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どうぞよろしくお願いします。