やり切ることで得られるメリットとは何か?
成長が大事なことは誰にでも分かること。でもなぜ、やりきることで成長するのだろうか。
状況にもよるが、仕事をやりきるのはそうそう簡単なことではない。
だから、途中で、「やってらんないなあ」と思うこともある。誰にでもあることだ。
それでも続けられる理由。それは、自分のためだけではないから、である。
例えば、「顧客ニーズに答えることで、高い品質の製品が消費者に届けられる。だから、消費者の
笑顔の為にやり切ろう」と考える。これだけで、気持ちも入りやすい。
自分を大切に思うなら、人に褒められるよりも大切なことがある
自分や自社のためだけではない目標は共感を得られやすい。だから、お客さんにも響く。
あなたの行動、活動が共感を呼び、顧客があなたのサポーターになったらどうだろうか。
人に喜んでもらえるのはうれしいものだ。
いいかえれば、相手から認めてもらっているのである。その先にいるのはエンドユーザー
であり、その笑顔もなんとなく見える気がする。
関わる人たち(ステークホルダー)のために仕事をすると、自分の為ではないから
投げ出しにくい。社会や、顧客のために、という気持ちは、人に感謝される可能性を圧倒的に
高める。そして、やり切る過程で自らの成長がついてくる。
人の気持ちに応えようとするから、自己よりも大きいものを大事にするようになる。
なお、褒めてもらいたい、認めてもらいたいとおもわなくとも、よっぽど変な上司でもない
限り、上司はしっかり見ているもの。
自分の成長は、他人や社会に焦点を合わせた目標を持つからこそ達成されるものなのだ。
ぜひ、一歩前にでて、自分を突き動かす利他を考えよう。
そして、それを目標に掲げて仕事をしよう。かならず仕事から得られる成長は今までよりも
大きくなる。