堅実な仕事とはなにか?
上司より先に帰れない雰囲気の、恐竜のように古い会社は極めて問題だが、
これとは別に、仕事が終わらず残業する人もけっこう多い。
今回は残業になる理由から1つ紹介させて頂き、回避方法をみていきたい。
以下の様な悩みはないだろうか?
- 書類のミスに気付かず提出。直しをすることがある
- 仕事がなかなか終わらずワークライフバランスが取れない
- どうも成績が安定しない
たった1つの事を履行するだけで仕事の精度は格段にあがる。業務の効率化が出来れば、気持ちに余裕がうまれる。仕事でストレスは感じないほうがいいのだから。
みずからのミスで帰宅がおそくなる人は少なくない
書類をマニュアル通りに作成する仕事をしてもミスは発生する。人間は完ぺきではないから当然のことである。
表計算も含めた社内資料作成を上司から依頼された田中さん(仮名)。完成したので上司にメールに添付して送信。時計を見ると今日は定時で上がれそうだ。
ところが、「おい、田中くん。ちょっと来てくれ」と、上司に呼ばれた。
上司の席にいくと、書類のミスを指摘された。それも1つや2つではなく、結構
間違っている。
「田中くん、この書類作成はキミの仕事だろ。わかっているとおり今日が提出期限だ。すまんが、やり直しだ」と言われてしまい...
結局、田中さんは定時では帰れず。数字の間違いがあるため見直しをはじめると、ほかの箇所の変更もよぎなくされ。また、表計算の範囲にずれも発見。
こうなると文章の書きかえも。
結局、定時からずいぶん後の退社となってしまった。
さて、実はこの話しは、つくり話ではない。実際にあった話しである。
ダブルチェックをすると仕事がはかどる
資料の作成がおわったら、頭からとおして読む(1回目のチェック)。
まちがいを直す。再度、とおして精読する(2回目のチェック)。
これで間違いがなければ提出する。読んで字のごとく、ダブルチェックである。
コンピューターのアプリには校閲タブがあるから、利用すればいいのだ。
「なんだ、そんなことか」という人がいるかもしれない。
しかし、現実にチェックせずに提出する人は多い。プライベートはともかく、
仕事上のミスを削減するのも上司の仕事だ。
十人十色。中にはふくれっ面をする人もいる。根性あるとは思わない。
単純に、謙虚さが無いんだなあ、と思われるだけだが。
クセにすれば、億劫にならない
ここまでやったら見直すというポイントを予め決めて振りかえりをする。
そうすればミスは激減する。
人間は誰でもミスをするのだから、それは問題ではない。大切なことは、ミスを
減らす為のダブルチェックもやらない姿勢は正しいのか、ということ。
確実にチェックをしている人の資料は間違いが無いか、非常に少ない。
かなりマイナーなミスしか存在しない。
ミスが減れば、当たり前だが仕事の処理速度も含めて早くなる。
自分のペースで仕事も進めやすい。定時であがることも可能になるのである。
目立つ必要はないが、上司からの承認は高まるのである。