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本物のリーダーは危機管理 -Crisis Management-でその真価が問われます。普段とは違う環境下における対人、仕事におけるリーダーシップ戦略とは?
普段は部下、チームメート、同僚、後輩、誰に対しても平等であり、やさしい人といった印象の方がいます。ただ、どんなにいい方でも危機下でどれだけ力を発揮できるかはまた別物です。 言い換えれば、“本当のその方”が出てしまいます。
おろおろしてしまい対応できない、なんの工夫もできないので部下、チームメンバーの精神的な辛さに対応できないなど。これは普段いい人に見えればいいわけじゃない、ということです。人の真価は別の場面に現れます。
リーダーとは、どのような場合にでもなにをすることが本当に相手にプラスになるか、を考えられる人です。危機的な状況下とは平時と大きく違います。今回の新型コロナパンデミックなどいい例です。
社内にとどまらず社会、世界が一変します。この環境下で見えてくるのが本当のリーダーとはどんな人なのか、なのです。 危機の時こそ、本物の力が見える。ただ、リーダーをつとめるのは簡単ではありません。
今回のお話が最適な方
〇これからマネジャーになる人でマネジャーにとどまらず、どうせ仕事をするならリーダーシップを発揮しリーダーとして生きたいとおもう方
〇すでにリーダーとして自らを鍛え始めていらっしゃる方
〇マネジャーとして忙しい日々を過ごしながらも物足りなさを感じられている方
今回の動画から得られるメリットは以下の4点
(1)人のためになるリーダーとは何かが分かる
(2)コミュニケーションのポイントが分かる
(3)準備周到な会社はいい会社 ⇒これじつはリーダーに関係あるのです!
(4)リーダーシップの本質がわかる
本動画は以下5つの戦略(ポイント)から構成されています。
1.指揮系統の透明性
2.『見える化』の徹底
3.相談には傾聴を徹底する
4.質問は正しさを重視する
5.仕事全体を調整する
リーダーシップをとるのは簡単ではありませんね。なかなかうまく意思の疎通ができないなどは顕著な例です。一例を挙げると、仲間内からあなただけが昇格して、
昨日までの仲間が今日からの部下になった。すると周囲の態度が一変、あなたの仕事がたいへんやり辛くなった。。。
これはけっこう“あるある”です。
わたしもリーダーシップには苦労しました。 まだ企業に勤めていたころのことです。
成長してほしいと思うほどに甘さを排除しました。自分の意見を持って相談に来ない場合、決して答えの方向性は教えずもう一度、一から考えてもらいました。ヒントを与えることはありましたが。 わたしが求めたのは、なにもわたしと同じ意見になって欲しいなどではありません。各自、自らの意見があっていい。
自ら思考停止を嫌い思考を働かせないと仕事面では困ったことになりますから、思考することを避けて手っ取り早く進めようとするひとには、考える時間をもう一度提供していただけです。大変嫌がれることもありましたね(笑)しかし、それでも実行し続けました。なぜなら、わたしの仕事は好かれることではなく、対象者が将来困らないようにするのが仕事だからです。
「まあ、とりあえずこれでやりゃいいじゃないか!」そんなものではビジネスは上手くいきません。上手くいかなければやる気を失う人も多く、自らの能力に疑問を感じる人もいます。自分自身を潰しかねない状況を自ら作りだす可能性を知っているのに、知らんぷりを決め込むなど、わたしにはできなかっただけです。
作業的なものが上手くいっても成長にはなりません。また、考えて動いたうえでの失敗から得られる貴重な学びも失われます。やっぱり本当の成長にならないのです。 若いからとか経験がないからではなく、若いなら若いなりの人生経験もあります。もっている知力を出し切って自らの意見を創り上げてほしい。
さもなくば、素直に“せっかくの失敗だから学ばせてもらうか”などとは考えられず、自らを卑下しだす可能性のほうが高いのです。 すこしでも自信喪失の可能性がある限り、自らの知力、そして人間力を総動員して考えるように、チームの面々には依頼をし続けました。
小手先で仕事をして、したり顔で過信の中生きていく。これを繰り返せばどこかで大きなミスをする。結果、精神的にも追い込まれる。そんなことが実際にありますし、見てきました。だから、そんな適当な態度、やり方を習慣化する事態は避けたかったわけです。
もちろん、これが仕事ではなく、その人、その人の個人生活ならば口出しはしません。しかし仕事でやっている以上、さすがにいい加減の限りを尽くして会社がぐちゃぐちゃになる可能性は放置できないですし、困るのは社員とその家族含めて相当数なのです。
また、仕事で成長すると、実は人生でも成長する場合が大変多いのです。このケースは本当にたくさん見てきました。思考と行動をしっかりとやることでしか成功はないわけで、成功しているということは、少なからぬ思考と行動の成長があるわけですね。だから、私生活での思考、行動も変わる人が大変多いわけです。ここもチームメンバーに甘い顔をしなかった大きな理由です。
加えて、いい加減さから上手くいかない場合、辛い思いをするのは実際に行動する人でもあります。たしかにわたしも責任者として多方面から文句は言われますが、まあ、そんなもんは大したことありません。なんとでもなりますから。
そんなことより各自の成長がなによりも大切です。その成長の向こうに彼らの成功があるわけですし、成長すれば本人に喜びがあります。それを目撃できるわけで、それはそれでこちらもよかったよねと思えるわけです。これはある種、充実感あるのです。
また、彼ら、彼女らの成功の笑顔の向こう側には社会全体のいい循環というか、そんなものもあるわけですからね。とにかく物事がうまくいって悪いことなんて発生しないわけです。
わたしにも、ただただ皆を引っ張ることを意識し過ぎた時代があります。言い過ぎたなあという場面も多々ありました。
これからのわたしもまだまだ学びの途上です。完ぺきなどあり得ないのですから私自身も素直に真摯に学びを積上げていきたいと思います。今回の動画をみて何かを感じとって頂けたら大変ありがたい限りです。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
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本当にできる人は当たり前だよ、という言葉は本当に使わないものです。